世界で最も愛されているスクーター、VESPA(ベスパ)

Roman-Holiday

映画「ローマの休日」の劇中でオードリー・ヘップバーンが、ベスパにまたがり、ローマ中を走り抜けるシーンはあまりにも印象的で、世界中でベスパの人気が一気に広がりました。

モノコックボディ、全体的に丸みを帯びた洗礼されたデザインは、誰が見てもベスパとわかるぐらいとても特徴的で、発売から70周年を迎えた現在でも、初め世界中で愛され続けられています。

そしてこの日本でも、人気ドラマ「探偵物語」にて工藤ちゃんを演じる松田優作さんが、ベスパを軽快に乗り回していたことで、ベスパの人気と知名度は抜群に上がり、現在に至るまで多くの人々に愛され続けています。

 

ベスパ 、ヴェスパ(イタリア語: Vespa とは?

出典元 : ©vespa.com

イタリアのオートバイメーカー、Piaggio社(ピアッジオ)が、1946年から製造販売するスクーターの製品名。

Vespaとはイタリア語でスズメバチを意味します。

ベスパのお尻の膨らみが蜂に似ている事から名付けられました。

 

ベスパの製造販売しているPiaggio(ピアッジオ)とは?

1884年に創業者「リナールド・ピアッジオ」により、船舶用パーツメーカーとして設立されました。鉄道車両から航空機など事業を拡大していきましたが、戦時中には航空機やそのエンジンを多数製造するようになりました。

そして戦後の1946年にスクーターの原点とも言えるベスパの生産を開始した。現在もベスパブランドを生産し、その他ピアッジオブランドのスクーターやモペッド、マイクロカーを生産している。

 

スクーターの原点  VESPA(ベスパ)

ベスパは下記に表記したようなコンセプトに基づき開発され、ピアッジオ社のエンジニア達はこの条件を見事にクリアーし、新しく画期的なスクーターを世に送り出しました。

【軽くて取り扱いが簡単】
当時、一般的であったバイクのパイプフレームを、スチールモノコック製のボディーをフレームと一体化することで、軽量で耐久性の高い車体の開発に成功し、「軽くて取り扱いが簡単」という条件がクリアされました。

【サドルをまたがなくても乗れる】
パイプフレームのバイクでは前方にあるはずのガソリンタンクを、シート下に移動することで、空間を作り条件がクリアされました。

【衣類が汚れない】
ボディーのフロント部分を盾のような形状にし、風や泥汚れから足元を守り、更にエンジン部分を丸ごとボディー内に収納することで、衣服や足元が安全に保たれるようになりました。

【女性でも乗りやすい】
エンジンをボディー内に収納した事により、エンジンとシートが分離され、シートから体に伝わる振動が抑えられました。また、タンクの位置が移動されたボディーは、両足を揃えて乗れるスタイルを可能にしました。

【大量生産が可能でなければならない】
スチールモノコックをプレス加工で成形。

【出来るだけ維持費がかからない】
ベルトやチェーンなどの消耗品をを一切使わない駆動方式を採用。

【タイヤ交換は自動車同様に容易であること】
前輪、後輪ともに、片側でホイールを支持する「シングルアームサスペション」を採用。

 

この他、様々な条件もクリアし、たくさんの工夫が施され、誰にでも容易に乗ることができるバイク「ベスパ」が誕生し、見事大衆に受け入れられました。
そして、このスタイルは現代でも「スクーターの原点」として受け継がれています。

 

ベスパの車種、種類、年代

ベスパは70年という長い歴史の中で、当時の最先端である様々な種類のモデルが発表され、数多くの名車が誕生しましてきました。

これまでピアッジオ社が発表してきたベスパには、どのような車種や種類があるのでしょうか?

 

ビンテージから現在に至るまで、ベスパの車種、種類、年代などを図鑑にまとめていこうとおもいます。

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